鶴川駅

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鶴川駅(つるかわえき)は、東京都町田市能ヶ谷一丁目にある小田急電鉄小田原線。町田市の東の玄関口である。駅番号はOH 25

歴史[編集]

  • 1927年昭和2年)4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる。各駅停車は、新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
  • 1937年(昭和12年)9月1日 - 小田原駅方面行「直通」に限り、停車となる(片瀬江ノ島駅行「直通」は、通過)。
  • 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿駅 - 稲田登戸駅間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となると同時に、「直通」は廃止される。
  • 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
  • 1948年(昭和23年)9月 - 桜準急が設定され、停車駅となる。
  • 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
  • 1964年(昭和39年)11月5日 - 快速準急が設定され、休日のみ停車駅となる(こどもの国来訪客向けの臨時停車である)。
  • 1977年(昭和52年)11月21日 - 3番ホーム(待避線)の使用開始。
  • 2004年平成16年)12月11日 - 区間準急が設定され、停車駅となる。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線、単式ホーム1面1線の計2面3線のホームを有する地上駅。上り線のみ待避設備を持ち、朝ラッシュ時は当駅で急行を待避する各駅停車準急が多い。

駅舎線路の北側にあり、跨線橋を経由してホームに出る。跨線橋にはエレベーターが設置されているが、エスカレーターは設置されていない。 下りホーム西端には係員無配置の南口改札口があり、自動券売機自動精算機自動改札機を設置。

売店は上りホームのみ、空調完備の待合室は各ホーム、トイレは北口改札脇に設置されている。

駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 小田原線 下り 小田原箱根湯本藤沢片瀬江ノ島方面
2・3 小田原線 上り 新宿千代田線方面

上り線は2番ホームが主本線、3番ホームが待避線である。

待避線が設置された経緯は、小田急の帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)千代田線との相互直通運転に伴う、準急列車の10両編成化によるものである。元々、待避線は隣の柿生駅(2面4線・上下線ともに待避線を有していた)に設置されていた。しかし、柿生駅の待避線は8両編成分の有効長であり、同駅敷地が手狭で、設備改良も困難であることから、当駅に待避設備を設置したものである。現在の柿生駅は、待避線が外されている。 2012年度の設備投資計画において行先案内表示器の新設が盛り込まれており[1]2013年3月24日に設置された要出典

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員69,511人である[2]。小田急電鉄の駅ですべての急行が通過する駅としては乗降人員が最も多い。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおり。

年度別一日平均乗降・乗車人員[3][4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員
1990年(平成02年) 29,482
1991年(平成03年) 29,986
1992年(平成04年) 30,586
1993年(平成05年) 31,071
1994年(平成06年) 31,266
1995年(平成07年) 31,126
1996年(平成08年) 31,167
1997年(平成09年) 30,723
1998年(平成10年) 30,956
1999年(平成11年) 30,798
2000年(平成12年) 30,789
2001年(平成13年) 31,060
2002年(平成14年) 31,444
2003年(平成15年) [6] 63,734 32,230
2004年(平成16年) [7] 64,881 32,885
2005年(平成17年) [8] 66,647 33,729
2006年(平成18年) [9] 68,786 34,822
2007年(平成19年) [10] 71,034 35,896
2008年(平成20年) [11] 69,095 34,849
2009年(平成21年) [12] 68,707 34,614
2010年(平成22年) [13] 68,188 34,288
2011年(平成23年) [14] 67,208 33,879
2012年(平成24年) [15] 68,185 34,274
2013年(平成25年) [16] 69,511

駅周辺[編集]

駅は能ヶ谷一丁目にあり、町名としての鶴川一丁目 - 六丁目(鶴川団地を含む)は駅の1 - 3キロ北西にある。

駅北側には鶴川街道があり、交通量が多く幹線道路が交わる交差点が近いため、慢性的な渋滞が発生している。土地区画整理事業の施工とともに狭かった幅員が改良されており、2003年に駅北口付近の道路が、拡幅した新道路に付け替えられた。

北口東側にはバスロータリー小田急マルシェ駐車場などがある 北口西側にはタクシープールがあり、小田急マルシェ2 - 3のほか、多数の商業ビルやマンション等が建築されている。

駅南側は開発途上な部分が多い。鶴見川が流れ、その向こう側は川崎市麻生区飛び地である。土地利用は、主に住宅が中心。駅東側の岡上跨線橋で線路および鶴見川を越えると川崎市麻生区岡上、町田市三輪緑山および横浜市青葉区緑山奈良町へ行ける。 鶴川 (町田市) も参照

駅周辺の主な施設[編集]


バス路線[編集]

路線バスは、神奈川中央交通町田営業所多摩営業所相模原営業所)と小田急バス町田営業所)により運行されている。 0 - 4番のりばと降車所は北口東側、5番のりばと西口降車所は北口西側にある。 以下、●k印は神奈中、●o印は小田急、無印は神奈中・小田急共同運行。★印は深夜バスの運行あり。

0番のりば

  • 袋橋方面
[鶴33] 野津田車庫●k
[鶴37] 淵野辺駅北口(平日1便のみ)●k
[淵24] 淵野辺駅北口(休日1便のみ)●k
[町53] 本町田経由 町田駅●k
  • 金井方面
[町52] 金井経由 町田駅●k
[町54] 藤の台団地経由 町田駅●k
[町50] 藤の台団地経由 町田駅(買物バス)●k
[鶴57] 榛名坂ヒルズ経由 やくし台センター●k
[鶴66] 山王ガーデン経由 野津田車庫●k
  • 柿生方面
[淵24] 登戸(休日1便のみ)●k

1番のりば

  • 鶴川三丁目方面
[鶴21] 若葉台駅●k
[鶴22] 若葉台駅経由 調布駅(休日1便のみ)●k
[鶴23] 急行 和光学園(平日のみ)●k
  • 平和台方面
[鶴25] 平和台循環●k
  • 藤の木方面
[鶴10] 千都の杜中央循環

2番のりば

  • 鶴川団地方面
[鶴11] センター前経由 鶴川団地★
[町50] センター前経由 鶴川団地(買物バス)●k
[鶴12] 北回り 鶴川団地循環
[鶴12] 南回り 鶴川団地循環
[鶴13] 六丁目経由 鶴川団地

3番のりば

  • 青葉区方面
[鶴05] こどもの国(混雑時のみ)●o
[鶴06] こどもの国経由 三菱化学前(平日土曜のみ)●o
[鶴07] こどもの国経由 奈良北団地●o★
[鶴09] ことり橋経由 奈良北団地●o

4番のりば

  • 三輪方面
[鶴01] 鶴川女子短期大学●k
  • 緑山住宅方面
[鶴08] 鶴川緑山住宅循環
  • 鶴川台方面
[鶴26] 真光寺公園

5番のりば

  • 別所方面
[桜24] 永山駅経由 聖蹟桜ヶ丘駅●k
[鶴31] 永山駅●k
[多04] 豊ヶ丘四丁目経由 多摩センター駅●k
  • 小野路方面
[鶴32] 小野路経由 多摩センター駅●k
  • 図師方面
[町36] 図師経由 町田バスセンター●k

西口降車所

  • 途中停留所(鶴川駅西口)扱い
0番・1番のりば系統および町36系統
  • 終着停留所(鶴川駅)扱い
5番のりば系統(町36を除く)

備考

  • 0番および5番のりば系統(町50を除く)は、前乗前降の運賃後払い(整理券方式)となっている。
  • 1番・2番・3番・4番のりば系統および町50系統は、前乗後降の運賃先払い(目的地申告方式)となっている。ただし、和光学園もしくは国士舘大学前を経由する系統は、平日朝下り便のみ後乗前降の運賃後払い(乗車地申告方式)となる。
  • 当駅を終着(始発)としない町50および淵24系統は、東行きが西口降車所・降車所・当該のりばの三箇所に、西行きが降車所・当該のりばの二箇所に停車する。
  • 金井入口方面からの系統は、西口降車所を経由して(東口)降車所へ向かうが、桜24・鶴31・鶴32・多04系統のみ西口降車所で終着となる。

神奈川中央交通町田営業所#鶴川駅発着」「小田急バス町田営業所#現行路線」も参照

駅名の由来[編集]

町田市と1958年に合併した鶴川村に設置されたことから、「鶴川」と命名。

隣の駅[編集]

小田急電鉄
小田原線
快速急行・急行
通過
準急・区間準急・各駅停車
柿生駅 (OH 24) - 鶴川駅 (OH 25) - 玉川学園前駅 (OH 26)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]