福冨芳美

提供: Yourpedia
2019年6月4日 (火) 18:35時点におけるYoi0723 (トーク | 投稿記録)による版

移動: 案内検索

福富 芳美(ふくとみ よしみ、1914年11月23日 - 1992年4月22日)[1]は、昭和~平成初期のファッションデザイナー、教育者。

経歴

岡山県生まれ。兵庫県立第一神戸高等女学校を卒業後、婦人服の仕立て職人に弟子入り。その後上京して杉野学園ドレスメーカー女学院で学び、1937年神戸で最初の洋裁学校神戸ドレスメーカー女学院(現・神戸ファッション専門学校)をひらく。戦後は大丸神戸店の顧問デザイナーに招聘される一方で、パリニューヨークへ留学し、日本大学芸術学部にも通う。

1967年明石女子短期大学(のちに共学化)を創立し、学長兼教授となる。日本家政学会、人間工学会、日本デザイナークラブ、ザ・ファッション・グループ(本部ニューヨーク)等の会員。1992年に心不全のため死去。77歳。正五位に叙せられた。

趣味は絵画、旅行、美術。夫は福冨震一学校法人福冨学園理事長)。

栄典

  • 藍綬褒章 - 1975年
  • 勲三等瑞宝章 - 1987年
  • 兵庫県教育功労者表彰 - 1965年
  • 神戸市文化賞 - 1982年
  • 産業教育功績者文部大臣表彰 - 1984年
  • 兵庫県文化賞 - 1985年

参考資料

  • 神戸新聞出版センター『兵庫県大百科事典』神戸新聞出版センター、1983年。
  • 日外アソシエーツ『デザイナー人名事典』日外アソシエーツ ; 紀伊国屋書店 (発売)、1996年。
  • 上田正昭、西澤潤一、平山郁夫、三浦朱門『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。
  • 日外アソシエーツ『学校創立者人名事典』日外アソシエーツ ; 紀伊國屋書店 (発売)、2007年。

関連項目