「朝日杯フューチュリティステークス」の版間の差分

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{{競馬の競走
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'''朝日杯フューチュリティステークス'''(''Asahihai Futurity Stakes'')とは[[日本中央競馬会]](JRA)が[[中山競馬場]]の[[芝]]1600[[メートル|m]]で施行する[[中央競馬]]の[[重賞]]([[競馬の競走格付け|GI]])[[競馬の競走|レース]]である。
|馬場    = 芝
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|競走名  = 朝日杯フューチュリティステークス
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|開催地  = [[中山競馬場]]
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|距離    = 芝・外1600m
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|条件    = [[サラブレッド]]系2歳牡・牝(混合)(指定)
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[[画像:Asahihai 3sai Stakes 19991212.jpg|thumb|230px|第51回朝日杯3歳ステークス(1999年12月12日 [[エイシンプレストン]]優勝)]]
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'''朝日杯フューチュリティステークス'''(''Asahihai Futurity Stakes'')とは[[日本中央競馬会]](JRA)が[[中山競馬場]]の[[芝]]1600[[メートル|m]]で施行する[[中央競馬]]の[[重賞]]([[競馬の競走格付け|JpnI]])[[競馬の競走|競走]]である。
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競走名のフューチュリティ(Futurity)とは「未来・将来・前途」という意味。
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レース名のフューチュリティ(Futurity)とは「未来・将来・前途」という意味。
  
 
正賞は[[朝日新聞社]]賞と[[日本馬主協会連合会]]会長賞である。
 
正賞は[[朝日新聞社]]賞と[[日本馬主協会連合会]]会長賞である。
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[[1991年]]に[[栗東トレーニングセンター|栗東]]所属(関西)の2歳(旧3歳)競走馬のチャンピオン決定戦の阪神3歳ステークスが2歳[[牝馬]]限定戦の阪神3歳牝馬ステークスに変更されるのに合わせて出走条件を2歳(旧3歳)[[牡馬]]・[[せん馬|騸馬]]に変更され2歳牡馬チャンプ決定戦の位置付けてとして施行されるようになった。
 
[[1991年]]に[[栗東トレーニングセンター|栗東]]所属(関西)の2歳(旧3歳)競走馬のチャンピオン決定戦の阪神3歳ステークスが2歳[[牝馬]]限定戦の阪神3歳牝馬ステークスに変更されるのに合わせて出走条件を2歳(旧3歳)[[牡馬]]・[[せん馬|騸馬]]に変更され2歳牡馬チャンプ決定戦の位置付けてとして施行されるようになった。
  
更に[[2001年]]に競走馬の年齢表記を国際基準に合わせたことに伴い、競走名が「朝日杯フューチュリティステークス」となった。
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更に[[2001年]]に競走馬の年齢表記を国際基準に合わせたことに伴い、レース名が「朝日杯フューチュリティステークス」となった。
  
 
[[2004年]]からは3歳の[[クラシック (競馬)|クラシック]]と出走条件を合わせる目的から、出走条件が牡馬・牝馬になり騸馬の出走ができなくなった。ただ、騸馬が優勝したことはこれまで一度もなかった。
 
[[2004年]]からは3歳の[[クラシック (競馬)|クラシック]]と出走条件を合わせる目的から、出走条件が牡馬・牝馬になり騸馬の出走ができなくなった。ただ、騸馬が優勝したことはこれまで一度もなかった。
  
中央競馬の2歳馬限定のJpnI競走(2006年までGI)は2つ([[地方競馬]]の[[全日本2歳優駿]]を合わせても3競走)のみで内1競走が牝馬限定であるので、基本的にこの競走の優勝馬が[[JRA賞最優秀2歳牡馬]]に選出される傾向がある。
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中央競馬の2歳馬限定のGIレース([[2006年]]から[[2009年]]までJpnI)は2つ([[地方競馬]]の[[全日本2歳優駿]]を合わせても3レース)のみで内1レースが牝馬限定であるので、基本的にこのレースの優勝馬が[[JRA賞最優秀2歳牡馬]]に選出される傾向がある。
  
GI昇格後から10年は[[メリーナイス]]、[[サクラチヨノオー]]、[[アイネスフウジン]]、[[ミホノブルボン]]、[[ナリタブライアン]]と5頭の[[東京優駿]](日本ダービー)優勝馬を輩出した為、「クラシックへの[[登龍門]]」とも言われた。しかし施行距離の芝1600mでは[[クラシック_(競馬)|クラシック]]を目標にしている馬を走らせるには短すぎるという見方もあり、1800-2000mへの距離延長論もある。さらにクラシックを目指す競走馬は[[阪神競馬場]]の芝2000mで施行する[[ラジオNIKKEI杯2歳ステークス]]や[[有馬記念]]当日に行われる[[ホープフルステークス (日本)|ホープフルステークス]]に出走させる傾向もあり[[1993年]]の[[ナリタブライアン]]以降、この競走の出走馬からクラシック競走の優勝馬が出ておらず加えてこのレースを勝った馬はクラシックで不振になる傾向が高い。また外国産馬にもクラシックが開放されつつあるため、こぞってここを目標に外国産馬が出走するという光景も見られなくなった。
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GI昇格後から10年は[[メリーナイス]]、[[サクラチヨノオー]]、[[アイネスフウジン]]、[[ミホノブルボン]]、[[ナリタブライアン]]と5頭の[[東京優駿]](日本ダービー)優勝馬を輩出した為、「クラシックへの[[登龍門]]」とも言われた。しかし施行距離の芝1600mでは[[クラシック_(競馬)|クラシック]]を目標にしている馬を走らせるには短すぎるという見方もあり、1800-2000mへの距離延長論もある。さらにクラシックを目指す競走馬は[[阪神競馬場]]の芝2000mで施行する[[ラジオNIKKEI杯2歳ステークス]]や[[有馬記念]]当日に行われる[[ホープフルステークス (日本)|ホープフルステークス]]に出走させる傾向もあり[[1993年]]の[[ナリタブライアン]]以降、このレースの出走馬からクラシックレースの優勝馬が出ておらず加えてこのレースを勝った馬はクラシックで不振になる傾向が高い。また外国産馬にもクラシックが開放されつつあるため、こぞってここを目標に外国産馬が出走するという光景も見られなくなった。
  
 
また、[[武豊]]は2着は3度記録しているが([[{{CURRENTYEAR}}年]]現在)1度も勝ったことがない(他には[[マイルチャンピオンシップ]]、[[ヴィクトリアマイル]]がある)。「関東開催」、「[[香港国際競走]]遠征」、「有力なお手馬は[[ラジオNIKKEI杯2歳ステークス]]へ」という事情も影響しているといわれている。
 
また、[[武豊]]は2着は3度記録しているが([[{{CURRENTYEAR}}年]]現在)1度も勝ったことがない(他には[[マイルチャンピオンシップ]]、[[ヴィクトリアマイル]]がある)。「関東開催」、「[[香港国際競走]]遠征」、「有力なお手馬は[[ラジオNIKKEI杯2歳ステークス]]へ」という事情も影響しているといわれている。
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出走条件は[[サラブレッド系種|サラ系]]2歳(旧3歳)のJRA所属の牡馬・牝馬の競走馬及びJRAに認定された[[地方競馬|地方]]所属の競走馬(5頭まで)で、[[負担重量]]条件は馬齢重量で牡馬は55キロ、牝馬は54キロと定められている。
 
出走条件は[[サラブレッド系種|サラ系]]2歳(旧3歳)のJRA所属の牡馬・牝馬の競走馬及びJRAに認定された[[地方競馬|地方]]所属の競走馬(5頭まで)で、[[負担重量]]条件は馬齢重量で牡馬は55キロ、牝馬は54キロと定められている。
  
このレースは[[有馬記念]]と同じ開催で行われることになっていたため、これまで中山競馬場以外で開催されたことは一度もなかったが近年の2歳馬競走のローテーションの多様化や[[朝日杯フューチュリティステークス#コースの傾向|後述]]の事情などもあり[[2014年]]より施行競馬場を[[阪神競馬場]]、芝外回りコース・1600mへ競走条件を変更することとなった<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201310/102101.html 2014年度開催日割および重賞競走について] [[日本中央競馬会]] [[2013年]][[10月21日]]</ref>。
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このレースは[[有馬記念]]と同じ開催で行われることになっていたため、これまで中山競馬場以外で開催されたことは一度もなかったが近年の2歳馬レースのローテーションの多様化や[[朝日杯フューチュリティステークス#コースの傾向|後述]]の事情などもあり[[2014年]]より施行競馬場を[[阪神競馬場]]、芝外回りコース・1600mへレース条件を変更することとなった<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201310/102101.html 2014年度開催日割および重賞競走について] [[日本中央競馬会]] [[2013年]][[10月21日]]</ref>。
  
 
総額賞金は1億1400万円で1着賞金6000万円、2着賞金2400万円、3着賞金1500万円、4着賞金900万円、5着賞金600万円と定められている。
 
総額賞金は1億1400万円で1着賞金6000万円、2着賞金2400万円、3着賞金1500万円、4着賞金900万円、5着賞金600万円と定められている。
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== 主な前走 ==
 
== 主な前走 ==
 
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|1||[[デイリー杯2歳ステークス]]||GII||京都競馬場||芝1600m
 
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地方競馬所属馬が当競走に出走するには以下の競走のいずれかで所定の成績をあげる必要がある。
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地方競馬所属馬が当レースに出走するには以下のレースのいずれかで所定の成績をあげる必要がある。
 
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|1||[[函館2歳ステークス]]||GIII||函館競馬場||芝1200m||1着
 
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== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
*[[1949年]] 中山競馬場の芝1100mの2歳(旧3歳)限定の混合別定重量の重賞競走「朝日杯3歳ステークス」として創設。
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*[[1949年]] 中山競馬場の芝1100mの2歳(旧3歳)限定の混合別定重量の重賞レース「朝日杯3歳ステークス」として創設。
 
*[[1950年]] 出走条件が別定重量51キロから別定重量52キロに変更。
 
*[[1950年]] 出走条件が別定重量51キロから別定重量52キロに変更。
 
*[[1956年]]
 
*[[1956年]]
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*[[1991年]] 出走条件が2歳(旧3歳)から2歳(旧3歳)の牡馬・騸馬に変更。
 
*[[1991年]] 出走条件が2歳(旧3歳)から2歳(旧3歳)の牡馬・騸馬に変更。
 
*[[1993年]] [[南井克巳]]が騎手として史上3人目の連覇。
 
*[[1993年]] [[南井克巳]]が騎手として史上3人目の連覇。
*[[1995年]] 特別指定競走に指定。
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*[[1995年]] 特別指定レースに指定。
 
*[[2001年]]
 
*[[2001年]]
 
**[[馬齢]]表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「3歳牡馬・騸馬」から「2歳牡馬・騸馬」に変更。
 
**[[馬齢]]表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「3歳牡馬・騸馬」から「2歳牡馬・騸馬」に変更。
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*[[2007年]] [[国際セリ名簿基準委員会]](ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIに変更。
 
*[[2007年]] [[国際セリ名簿基準委員会]](ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIに変更。
 
*[[2008年]] [[ジャパンカップダート]]の施行日の変更に伴い、開催週が1週繰り下がった。
 
*[[2008年]] [[ジャパンカップダート]]の施行日の変更に伴い、開催週が1週繰り下がった。
*[[2010年]] [[国際競走]]に指定され、重賞格付け表記をGIに戻す。
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*[[2010年]] [[国際レース]]に指定され、重賞格付け表記をGIに戻す。
 
*[[2014年]] 開催場を[[阪神競馬場]]の芝外回り1600mに変更。
 
*[[2014年]] 開催場を[[阪神競馬場]]の芝外回り1600mに変更。
 
=== 歴代優勝馬 ===
 
=== 歴代優勝馬 ===
 
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|style="text-align:center"|第1回||[[1949年]][[12月3日]]||[[アヅマホマレ]]||牡2||1:07 3/5||[[八木沢勝美]]||[[尾形藤吉]]||岩崎新太郞
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|style="text-align:center;"|第35回||[[1983年]]12月11日||[[ハーディービジョン]]||牡2||1:36.3||[[的場均]]||[[柄崎義信]]||鈴木健司
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|style="text-align:center"|第36回||[[1984年]]12月16日||[[スクラムダイナ]]||牡2||1:35.0||柴田政人||[[矢野進]]||[[社台レースホース|(有)社台レースホース]]
 
|style="text-align:center"|第36回||[[1984年]]12月16日||[[スクラムダイナ]]||牡2||1:35.0||柴田政人||[[矢野進]]||[[社台レースホース|(有)社台レースホース]]
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|style="text-align:center"|第65回||[[2013年]]12月15日||[[アジアエクスプレス]]||牡2||1:34.7||[[ライアン・ムーア|R.ムーア]]||[[手塚貴久]]||[[馬場幸夫]]
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キタノオーとキタノヒカリは父馬も同じ([[トサミドリ]])全兄妹である。
 
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== 関連項目 ==
 
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*[[ゴールデンスリッパーステークス]] - オーストラリアの2歳短距離最強馬決定戦  
 
*[[ゴールデンスリッパーステークス]] - オーストラリアの2歳短距離最強馬決定戦  
  
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2024年4月23日 (火) 14:05時点における最新版

朝日杯フューチュリティステークスAsahihai Futurity Stakes)とは日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場1600mで施行する中央競馬重賞GIレースである。

レース名のフューチュリティ(Futurity)とは「未来・将来・前途」という意味。

正賞は朝日新聞社賞と日本馬主協会連合会会長賞である。

概要[編集]

1949年に関東所属の2歳(旧3歳)競走馬のチャンピオン決定戦朝日杯3歳ステークスとして創設、中山競馬場の芝1100mで施行された。第1回から現在までずっと混合戦として行われている。

1991年栗東所属(関西)の2歳(旧3歳)競走馬のチャンピオン決定戦の阪神3歳ステークスが2歳牝馬限定戦の阪神3歳牝馬ステークスに変更されるのに合わせて出走条件を2歳(旧3歳)牡馬騸馬に変更され2歳牡馬チャンプ決定戦の位置付けてとして施行されるようになった。

更に2001年に競走馬の年齢表記を国際基準に合わせたことに伴い、レース名が「朝日杯フューチュリティステークス」となった。

2004年からは3歳のクラシックと出走条件を合わせる目的から、出走条件が牡馬・牝馬になり騸馬の出走ができなくなった。ただ、騸馬が優勝したことはこれまで一度もなかった。

中央競馬の2歳馬限定のGIレース(2006年から2009年までJpnI)は2つ(地方競馬全日本2歳優駿を合わせても3レース)のみで内1レースが牝馬限定であるので、基本的にこのレースの優勝馬がJRA賞最優秀2歳牡馬に選出される傾向がある。

GI昇格後から10年はメリーナイスサクラチヨノオーアイネスフウジンミホノブルボンナリタブライアンと5頭の東京優駿(日本ダービー)優勝馬を輩出した為、「クラシックへの登龍門」とも言われた。しかし施行距離の芝1600mではクラシックを目標にしている馬を走らせるには短すぎるという見方もあり、1800-2000mへの距離延長論もある。さらにクラシックを目指す競走馬は阪神競馬場の芝2000mで施行するラジオNIKKEI杯2歳ステークス有馬記念当日に行われるホープフルステークスに出走させる傾向もあり1993年ナリタブライアン以降、このレースの出走馬からクラシックレースの優勝馬が出ておらず加えてこのレースを勝った馬はクラシックで不振になる傾向が高い。また外国産馬にもクラシックが開放されつつあるため、こぞってここを目標に外国産馬が出走するという光景も見られなくなった。

また、武豊は2着は3度記録しているが(2024年現在)1度も勝ったことがない(他にはマイルチャンピオンシップヴィクトリアマイルがある)。「関東開催」、「香港国際競走遠征」、「有力なお手馬はラジオNIKKEI杯2歳ステークスへ」という事情も影響しているといわれている。

出走条件はサラ系2歳(旧3歳)のJRA所属の牡馬・牝馬の競走馬及びJRAに認定された地方所属の競走馬(5頭まで)で、負担重量条件は馬齢重量で牡馬は55キロ、牝馬は54キロと定められている。

このレースは有馬記念と同じ開催で行われることになっていたため、これまで中山競馬場以外で開催されたことは一度もなかったが近年の2歳馬レースのローテーションの多様化や後述の事情などもあり2014年より施行競馬場を阪神競馬場、芝外回りコース・1600mへレース条件を変更することとなった[1]

総額賞金は1億1400万円で1着賞金6000万円、2着賞金2400万円、3着賞金1500万円、4着賞金900万円、5着賞金600万円と定められている。

主な前走[編集]

レース名 格付 施行競馬場 施行距離
1 デイリー杯2歳ステークス GII 京都競馬場 芝1600m
2 京王杯2歳ステークス GII 東京競馬場 芝1400m
3 東京スポーツ杯2歳ステークス GIII 東京競馬場 芝1800m

地方競馬所属馬が当レースに出走するには以下のレースのいずれかで所定の成績をあげる必要がある。

レース名 格付 施行競馬場 施行距離 必要な着順
1 函館2歳ステークス GIII 函館競馬場 芝1200m 1着
2 新潟2歳ステークス GIII 新潟競馬場 芝1600m 1着
3 小倉2歳ステークス GIII 小倉競馬場 芝1200m 1着
4 札幌2歳ステークス GIII 札幌競馬場 芝1800m 1着
5 デイリー杯2歳ステークス GII 京都競馬場 芝1600m 1・2着
6 京王杯2歳ステークス GII 東京競馬場 芝1400m 1・2着
7 東京スポーツ杯2歳ステークス GIII 東京競馬場 芝1800m 1・2着

歴史[編集]

  • 1949年 中山競馬場の芝1100mの2歳(旧3歳)限定の混合別定重量の重賞レース「朝日杯3歳ステークス」として創設。
  • 1950年 出走条件が別定重量51キロから別定重量52キロに変更。
  • 1956年
    • 勝尾竹男が騎手として史上初の連覇。
    • 久保田金造が調教師として史上初の連覇。
  • 1957年 出走条件が別定重量、牡馬52キロ・牝馬51キロに変更。
  • 1959年
    • 施行コースを芝1200mに変更。
    • この年の9月1日から日本競馬の時計表示が変更になったのに伴い、時計が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
  • 1962年 施行コースを芝1600mに変更。
  • 1967年 出走条件が別定重量、牡馬51キロ・牝馬50キロに変更。
  • 1968年 出走条件が別定重量、牡馬52キロ・牝馬51キロに戻す。
  • 1970年 出走条件が別定重量、牡馬53キロ・牝馬52キロに変更。
  • 1971年 出走条件が別定重量から馬齢重量、牡馬54キロ・牝馬53キロに変更。
  • 1984年 グレード制施行によりGIに格付け。
  • 1988年
    • 小島太が騎手として史上2人目の連覇。
    • 境勝太郎が調教師として史上2人目の連覇。
  • 1991年 出走条件が2歳(旧3歳)から2歳(旧3歳)の牡馬・騸馬に変更。
  • 1993年 南井克巳が騎手として史上3人目の連覇。
  • 1995年 特別指定レースに指定。
  • 2001年
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「3歳牡馬・騸馬」から「2歳牡馬・騸馬」に変更。
    • 名称を朝日杯フューチュリティステークスに変更。
    • 出走条件が馬齢重量54キロから定重量55キロに変更。
  • 2003年 出走条件が定重量55キロから馬齢重量55キロに変更。
  • 2004年 出走条件が2歳(旧3歳)の牡馬・騸馬から2歳(旧3歳)の牡馬・牝馬に変更。
  • 2007年 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIに変更。
  • 2008年 ジャパンカップダートの施行日の変更に伴い、開催週が1週繰り下がった。
  • 2010年 国際レースに指定され、重賞格付け表記をGIに戻す。
  • 2014年 開催場を阪神競馬場の芝外回り1600mに変更。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1949年12月3日 アヅマホマレ 牡2 1:07 3/5 八木沢勝美 尾形藤吉 岩崎新太郞
第2回 1950年12月10日 トキノミノル 牡2 1:06 3/5 岩下密政 田中和一郎 永田雅一
第3回 1951年12月9日 タカハタ 牝2 1:06 1/5 八木沢勝美 尾形藤吉 川内安忠
第4回 1952年12月21日 サンゲツ 牝2 1:07 0/5 古山良司 望月与一郎 新倉文郎
第5回 1953年12月13日 タカオー 牡2 1:07 4/5 高橋英夫 上村大治郎 高須銀次郎
第6回 1954年12月12日 メイヂヒカリ 牡2 1:07 3/5 蛯名武五郎 藤本冨良 新田新作
第7回 1955年12月11日 キタノオー 牡2 1:05 4/5 勝尾竹男 久保田金造 田中留治
第8回 1956年12月23日 キタノヒカリ 牝2 1:06 2/5 勝尾竹男 久保田金造 田中留治
第9回 1957年12月15日 カツラシユウホウ 牡2 1:09 0/5 蛯名武五郎 藤本冨良 牧市太郎
第10回 1958年12月14日 ウネビヒカリ 牡2 1:07 0/5 野平祐二 野平省三 山之内軍二
第11回 1959年12月13日 マツカゼオー 牡2 1:12.3 蛯名武五郎 藤本冨良 長山善武
第12回 1960年12月11日 ハクシヨウ 牡2 1:11.2 保田隆芳 尾形藤吉 西博
第13回 1961年12月17日 カネツセーキ 牡2 1:10.9 伊藤竹男 久保田金造 カネツ(株)
第14回 1962年12月16日 グレートヨルカ 牡2 1:38.7 保田隆芳 尾形藤吉 小野晃
第15回 1963年12月15日 ウメノチカラ 牡2 1:38.9 古賀一隆 古賀嘉蔵 梅野昇
第16回 1964年12月20日 リユウゲキ 牡2 1:38.8 油木宣夫 矢倉玉男 福井章哉
第17回 1965年12月19日 メジロボサツ 牝2 1:39.5 矢野一博 大久保末吉 北野俊雄
第18回 1966年12月18日 モンタサン 牡2 1:37.4 油木宣夫 矢野幸夫 古知政市
第19回 1967年12月17日 タケシバオー 牡2 1:38.4 中野渡清一 三井末太郎 小畑正雄
第20回 1968年12月15日 ミノル 牡2 1:40.8 保田隆芳 尾形藤吉 永田卓也
第21回 1969年12月14日 アローエクスプレス 牡2 1:36.2 加賀武見 高松三太 伊達秀和
第22回 1970年12月13日 オンワードガイ 牡2 1:39.8 蓑田早人 森末之助 (株)オンワード牧場
第23回 1971年12月12日 トクザクラ 牝2 1:36.2 田村正光 梶与四松 (有)徳間牧場
第24回 1972年12月10日 レッドイーグル 牡2 1:38.3 岡部幸雄 鈴木清 千屋レッド牧場(株)
第25回 1973年12月9日 ミホランザン 牡2 1:35.5 柴田政人 高松三太 堤勘時
第26回 1974年12月8日 マツフジエース 牝2 1:37.1 松田久 山岡寿恵次 (有)マツケン農場
第27回 1975年12月7日 ボールドシンボリ 牡2 1:38.6 柴田政人 高松三太 和田共弘
第28回 1976年12月12日 マルゼンスキー 牡2 1:34.4 中野渡清一 本郷重彦 橋本善吉
第29回 1977年12月11日 ギャラントダンサー 牡2 1:35.7 吉永正人 松山康久 吉田照哉
第30回 1978年12月10日 ビンゴガルー 牡2 1:36.0 嶋田功 久保田彦之 水野剛
第31回 1979年12月9日 リンドタイヨー 牡2 1:36.7 横山富雄 見上恒芳 (株)デルマークラブ
第32回 1980年12月7日 テンモン 牝2 1:35.5 嶋田功 稲葉幸夫 原八衛
第33回 1981年12月6日 ホクトフラッグ 牡2 1:35.3 柴田政人 中野隆良 森滋
第34回 1982年12月12日 ニシノスキー 牡2 1:35.8 安田富男 元石孝昭 西島清
第35回 1983年12月11日 ハーディービジョン 牡2 1:36.3 的場均 柄崎義信 鈴木健司
第36回 1984年12月16日 スクラムダイナ 牡2 1:35.0 柴田政人 矢野進 (有)社台レースホース
第37回 1985年12月15日 ダイシンフブキ 牡2 1:35.4 菅原泰夫 柴田寛 高橋金次
第38回 1986年12月14日 メリーナイス 牡2 1:35.6 根本康広 橋本輝雄 浦房子
第39回 1987年12月20日 サクラチヨノオー 牡2 1:35.6 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第40回 1988年12月18日 サクラホクトオー 牡2 1:35.5 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第41回 1989年12月17日 アイネスフウジン 牡2 1:34.4 中野栄治 加藤修甫 小林正明
第42回 1990年12月9日 リンドシェーバー 牡2 1:34.0 的場均 元石孝昭 (株)デルマークラブ
第43回 1991年12月8日 ミホノブルボン 牡2 1:34.5 小島貞博 戸山為夫 (有)ミホノインターナショナル
原口圭二
第44回 1992年12月13日 エルウェーウィン 牡2 1:35.5 南井克巳 坪憲章 雑古隆夫
第45回 1993年12月12日 ナリタブライアン 牡2 1:34.4 南井克巳 大久保正陽 山路秀則
第46回 1994年12月11日 フジキセキ 牡2 1:34.7 角田晃一 渡辺栄 齊藤四方司
第47回 1995年12月10日 バブルガムフェロー 牡2 1:34.2 岡部幸雄 藤沢和雄 (有)社台レースホース
第48回 1996年12月8日 マイネルマックス 牡2 1:36.3 佐藤哲三 中村均 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第49回 1997年12月7日 グラスワンダー 牡2 1:33.6 的場均 尾形充弘 半沢(有)
第50回 1998年12月13日 アドマイヤコジーン 牡2 1:35.3 M.ロバーツ 橋田満 近藤利一
第51回 1999年12月12日 エイシンプレストン 牡2 1:34.7 福永祐一 北橋修二 平井豊光
第52回 2000年12月10日 メジロベイリー 牡2 1:34.5 横山典弘 武邦彦 (有)メジロ牧場
第53回 2001年12月9日 アドマイヤドン 牡2 1:33.8 藤田伸二 松田博資 近藤利一
第54回 2002年12月8日 エイシンチャンプ 牡2 1:33.5 福永祐一 瀬戸口勉 平井豊光
第55回 2003年12月14日 コスモサンビーム 牡2 1:33.7 D.バルジュー 佐々木晶三 岡田美佐子
第56回 2004年12月12日 マイネルレコルト 牡2 1:33.4 後藤浩輝 堀井雅広 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第57回 2005年12月11日 フサイチリシャール 牡2 1:33.7 福永祐一 松田国英 関口房朗
第58回 2006年12月10日 ドリームジャーニー 牡2 1:34.4 蛯名正義 池江泰寿 (有)サンデーレーシング
第59回 2007年12月9日 ゴスホークケン 牡2 1:33.5 勝浦正樹 斎藤誠 藤田与志男
第60回 2008年12月21日 セイウンワンダー 牡2 1:35.1 岩田康誠 領家政蔵 大谷高雄
第61回 2009年12月20日 ローズキングダム 牡2 1:34.0 小牧太 橋口弘次郎 (有)サンデーレーシング
第62回 2010年12月19日 グランプリボス 牡2 1:33.9 M.デムーロ 矢作芳人 (株)グランプリ
第63回 2011年12月18日 アルフレード 牡2 1:33.4 C.ウィリアムズ 手塚貴久 (有)キャロットファーム
第64回 2012年12月16日 ロゴタイプ 牡2 1:33.4 M.デムーロ 田中剛 吉田照哉
第65回 2013年12月15日 アジアエクスプレス 牡2 1:34.7 R.ムーア 手塚貴久 馬場幸夫
第66回 2014年12月21日 ダノンプラチナ 牡2 1:35.9 蛯名正義 国枝栄 (株)ダノックス
第67回 2015年12月20日 リオンディーズ 牡2 1:34.4 M.デムーロ 角居勝彦 (有)キャロットファーム
第68回 2016年12月18日 サトノアレス 牡2 1:35.4 四位洋文 藤沢和雄 里見治

朝日杯フューチュリティステークスの記録[編集]

  • レースレコード - 1:33.4(第56回優勝馬マイネルレコルト)
  • 2着との最大着差 - 大差(約13馬身差)(第28回優勝馬マルゼンスキー)

父子制覇[編集]

過去に2組の例がある。

父馬名 優勝回 仔馬名 優勝回
1組目 マルゼンスキー 第28回 サクラチヨノオー 第39回
2組目 グラスワンダー 第49回 セイウンワンダー 第60回

兄弟制覇[編集]

過去に2組の兄弟(姉妹)制覇の例がある。以下は母馬から見た兄弟に限る。

兄馬名 優勝回 弟馬名 優勝回 母馬名
1組目 キタノオー 第7回 キタノヒカリ 第8回 バウアーヌソル(サラ系)
2組目 サクラチヨノオー 第39回 サクラホクトオー 第40回 サクラセダン

キタノオーとキタノヒカリは父馬も同じ(トサミドリ)全兄妹である。

注釈[編集]

関連項目[編集]

中央競馬グレードワンレース
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