岡部駅

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岡部駅

岡部駅(おかべえき)は、埼玉県深谷市岡にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)高崎線である。

上野駅発着系統のほか、新宿駅経由の東海道線直通列車(湘南新宿ライン)も停車する。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する地上駅である。1・3番線が本線、2・4番線が待避線であるが、現在4番線に入線する定期旅客列車はなく、主に貨物列車の着発線として使用されている。2番線は2010年3月のダイヤ改正で定期旅客列車の発着が復活した。

深谷駅管理で、JR高崎鉄道サービスが受託する業務委託駅。駅舎内部には、多機能券売機自動券売機(Suica対応)、自動改札機(3台)が設置されている。駅舎出入口横にはKIOSKも営業を行っている。2010年5月までに10両編成対応のホーム屋根、およびエレベータが設置された。
かつてはみどりの窓口も設置されていたが、2006年2月24日に「もしもし券売機Kaeruくん」へ置き換えられる形で廃止された。さらに、「もしもし券売機Kaeruくん」も2012年2月3日に現在の多機能券売機に置き換えられる形で営業を終了した。そのため一時当駅で指定券等の購入ができない時期があったが、2013年12月、券売機更新により指定席券売機が導入され、指定券購入が再度可能となった。

2013年11月より、駅員配置時間が6:00-0:35となり、早朝深夜は無人化された。それに伴い乗車駅証明書発行機が改札付近に設置された。

なお、駅改札・駅舎は北口のみで、駅南側(スクールバス等発着のロータリーあり)へは一旦改札を出て陸橋を渡らなくてはならない。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 高崎線 上り 大宮上野新宿横浜方面
湘南新宿ライン含む)
湘南新宿ラインの列車は
大船駅から東海道線へ直通
3・4 高崎線 下り 高崎前橋方面 4番線は予備ホーム

貨物取扱・専用線[編集]

JR貨物の駅は、専用線発着の車扱貨物の取扱駅となっている。

当駅の東側にJX日鉱日石エネルギー岡部油槽所があり、油槽所へ専用線が続いている。ここへJX日鉱日石エネルギー根岸製油所のある根岸駅から1日2本の石油輸送列車が到着する。専用線内では日本通運が所有するL字型のスイッチャーが入換を担当する。このスイッチャーの側面には、新日本石油のブランドマーク「ENEOS」のステッカーが貼られている。

到着する列車はタキ1000形貨車で統一された高速貨物列車であるが、返送列車は専用貨物列車となっている。なお、このうち1本が2008年平成20年)3月15日のダイヤ改正より高速貨物列車に格上げされている。

また、駅北側の関東分岐器岡部工場へ続く専用線もあり、レール輸送が行われることがある。

利用状況[編集]

2010年度の1日平均乗車人員は3,129人である。近年の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員
2000 3,145
2001 3,079
2002 3,070
2003 3,167
2004 3,232
2005 3,211
2006 3,201
2007 3,150
2008 3,195
2009 3,085
2010 3,129

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
岡部駅   5. 岡部シャトル便(17号経由) 岡部公会堂入口・深谷駅 市役所 くるリン
6. 岡部シャトル便(南岡経由) 南岡・深谷駅 市役所 くるリン

歴史[編集]

その他[編集]

過去には、下り列車が2番線で特急を退避していた。

2番線、下り普通列車退避 ・ 3番線、下り特急通過 ・ 4番線、貨物発着

岡部駅は深谷市を舞台にした映画SR サイタマノラッパーにも登場している。

駅の南側は「希望が岡公園」として整備され、駅舎のある北口と陸橋で繋がっている。南口にはロータリーがあり、主にスクールバス(埼玉工業大学や本庄東高校など)が発着している。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
高崎線
通勤快速・快速「アーバン」・普通・湘南新宿ライン特別快速・湘南新宿ライン普通(大宮駅から快速)
深谷駅 - 岡部駅 - 本庄駅

関連項目[編集]

外部リンク[編集]