「ラクス・クライン」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(人生)
(連合・プラントとの戦闘~終戦)
88行目: 88行目:
 
ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエルはジェネシスの威力を恐れ再度の総攻撃を指示。残存戦力の再編後地球軍は再度の進行を開始。 翌9月27日のジェネシスの2射目で、補給を兼ねた第2陣諸共プトレマイオス基地が消滅。連合軍は再度ピースメーカー隊にプラントを核攻撃させたが、三隻同盟が発射された核ミサイル、ピースメーカー隊、および母艦「ドゥーリットル」を全て撃墜。地球連合を実質指導していたアズラエルもアークエンジェルのローエングリンによりドミニオンを撃沈され死亡。この時点で地球連合軍の勝利する可能性はほぼゼロとなった。  
 
ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエルはジェネシスの威力を恐れ再度の総攻撃を指示。残存戦力の再編後地球軍は再度の進行を開始。 翌9月27日のジェネシスの2射目で、補給を兼ねた第2陣諸共プトレマイオス基地が消滅。連合軍は再度ピースメーカー隊にプラントを核攻撃させたが、三隻同盟が発射された核ミサイル、ピースメーカー隊、および母艦「ドゥーリットル」を全て撃墜。地球連合を実質指導していたアズラエルもアークエンジェルのローエングリンによりドミニオンを撃沈され死亡。この時点で地球連合軍の勝利する可能性はほぼゼロとなった。  
  
だが、ザフトの実質的勝利が決まってもパトリック・ザラはジェネシスによる攻撃を中止しようとはせず、地球(厳密に言えば大西洋連邦首都ワシントンD.C.)へ撃とうとしたが、三隻同盟のMS部隊によってジェネシスは発射とほぼ同時に破壊された(厳密には発射よりわずかに後とされる)。なお、パトリックはこのジェネシス発射に疑問を持ったザフト兵レイ・ユウキによって射殺され、これにより戦意を喪失したザフト兵達はヤキン・ドゥーエを放棄。直後にヤキン・ドゥーエは大爆発を起こし大破。これについては三隻同盟の工作員が行ったとも、錯乱した兵が作動させたとも、一説には死にかけたパトリックが自ら作動させたとも言われる。
+
だが、ザフトの勝利が決まってもパトリック・ザラはジェネシスによる攻撃を中止しようとはせず、地球の大西洋連邦首都ワシントンD.C.へ撃とうとしたが、三隻同盟のMS部隊によってジェネシスは発射とほぼ同時に破壊された(厳密には発射よりわずかに後とされる)。なお、パトリックはこのジェネシス発射に疑問を持ったザフト兵レイ・ユウキによって射殺され、これにより戦意を喪失したザフト兵達はヤキン・ドゥーエを放棄。直後にヤキン・ドゥーエは大爆発を起こし大破。これについては三隻同盟の工作員が行ったとも、錯乱した兵が作動させたとも、一説には死にかけたパトリックが自ら作動させたとも言われる。
  
この戦闘の直後、レジスタンスにより救出されたアイリーン・カナーバら旧クライン派により地球連合に停戦が申し込まれ
+
この戦闘の最中、レジスタンスによって[[アイリーン・カナーバ]]ら旧クライン派が救出され、戦闘終了後に地球連合に停戦を申し込み、連合側もこれを受諾。終戦に向けて講和会議が開催されることとなった(ナイロビ講和会議)。停戦後、三隻同盟はディアッカ・エルスマンなど少数の例外を除き、フリーダムやアークエンジェルなどの戦力を保持したまま、密かにプラントへと亡命した。
  
 +
ナイロビ会議はその後数ヶ月に及び、その間に南アメリカ独立戦争が勃発するも、3月10日、ついに地球連合とプラント間に停戦条約(ユニウス条約)が締結された。
  
 
+
戦後、ラクスの国家反逆罪容疑は取り消されたが、彼らはプラントには戻らず、代表になったカガリの黙認のもと、秘密裏にオーブに居住し続ける。三隻同盟のメンバーの大半は彼女と行動を共にした。
 
+
南アメリカ独立戦争 [編集]『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』
+
C.E.71年11月、前年の2月に大西洋連邦によって併合されていた南アメリカ合衆国が大西洋連邦からの分離独立を宣言し勃発した紛争。
+
 
+
 
+
 
+
ラクスはプラントに戻ることなく、密かにオーブに居住。三隻同盟の一部メンバーも彼女と行動を共にした。
+
 
+
  
 
===オーブでの生活===
 
===オーブでの生活===

2011年12月6日 (火) 23:50時点における版

ラクス・クライン (らくすくらいん、C.E.55年2月5日~) は、プラントの政治家。現・プラント最高評議会議長。

個人データ

  • 国籍:プラント→不明(DESTINY時。公的にはプラントのままと思われる)
  • 出身:プラント アプリリウス市
  • 人種:二世代目コーディネイター(SEEDを持っている可能性あり)
  • 生年月日:C.E.55年2月5日
  • 年齢:16歳→18歳
  • 血液型:B型
  • 身長:158cm→160cm
  • 体重:53kg→46kg
  • 髪色:桃
  • 瞳:水色

※矢印右はC.E.73年時のデータ。

人生

出生

C.E.55年2月5日、プラントのアプリリウス市で、プラント最高評議会議長シーゲル・クラインの娘として生まれる。母親は不明[1]

学歴については全く明らかになっていないが、少なくとも公的には何の問題もなく過ごしていたようだ。

65年、プラント最高評議会の政権与党、黄道同盟(父シーゲルが所属)が自由条約黄道同盟ZAFT(ザフト)と改名。

68年、シーゲル・クラインがプラント最高評議会議長に就任。この年、パトリック・ザラの息子アスラン・ザラがプラントに移住してくる。

69年、シーゲル・クラインの指示により、プラントはユニウス市の7〜10区(ユニウスセブン〜10コロニー)を穀物生産プラントに改装し、食料生産を開始。これに対しプラント理事国は実力を行使してもこれを排除すると勧告しプラントに対し威嚇行動に出る。ザフトはこれに対抗する形で史上初の戦闘用MSジンを実戦投入する。圧倒的少数でありながらプラント理事国のMA部隊を圧倒し、L5宙域に駐留していたプラント理事国の宇宙軍を排除。以降、L5宙域はザフトを有するプラントが実効支配する事になった。 これ以降、プラント―プラント理事国の間の緊張は急激に高まっていく。

なお、ラクスとアスランは遅くともこの69年のうちには婚約したと思われる[2] 。なお、婚約はラクスとアスランの意志では全くなく(面識もなかった)、シーゲルとパトリック、親同士が決定した事というのが通説である。もっとも2人ともそれなりに好感を持っていたようだ。

70年2月5日、ラクス15歳の誕生日、プラントとプラント理事国の間で交渉がもたれる事になっていた(月面会議)が、爆弾テロにより会議参加予定の地球側理事国の代表者と、国際連合事務総長を含む国際連合首脳陣が死亡。シーゲルはシャトルの故障により到着が遅れていたため難を逃れた。

70年2月11日、プラントは地球連合に宣戦布告(ヤキン・ドゥーエ戦役)。

C.E.71年1月25日、ザフトはガンダム奪取作戦を決行。実行部隊であるクルーゼ隊は、奪取目標5機のうち4機を奪取するが、残り1機の捕獲には失敗。さらに破壊にも失敗し、戦闘母艦のアークエンジェルと共に取り逃がしてしまう。この「アークエンジェル」がラクスの運命を大きく変えていく事になる。

この時点でラクスは歌手活動やユニウスセブン追悼慰霊団の代表など、公的行事に参加していた。自由条約黄道同盟ZAFTの広告塔として歌やメッセージをプラント国民に送っていたが、彼女自身は自分は「ZAFTではない」と述べている。学校に通っていた形跡はないので、既に卒業していたのだろう。

ヤキン・ドゥーエ戦役

人質事件

コズミック・イラ2月2日、ラクスは血のバレンタイン事件の犠牲者の追悼式典の準備のため、視察団の代表として民間船シルバーウィンドでユニウスセブンの残骸を視察していた。が、そこで地球連合軍と遭遇。視察団はラクスを緊急避難ポッドで脱出させ、シルバーウィンドは撃沈される。ラクスは連合軍に発見されないまま、ポッドで漂流する。

2月3日、月へと航路を取るアークエンジェルはこの宙域を航行していたが、物資不足を懸念してユニウスセブンから物資を調達する。一方ザフトも捜索部隊が船団を捜索に来ていた。ここで哨戒していたストライクが、追悼船団を捜索しにきた強行偵察型ジンを発見。ストライクはやり過ごそうとしたが、ジンが調達作業中のポッドを発見したため、撃墜。直後にストライクがラクスのポッドを発見し、回収。

ラクスはアークエンジェルの個室に軟禁されることになる。一方、いまだラクスを発見できないザフトでは、クルーゼ隊を動員してラクスの救助を行おうとする。クルーゼ隊が動員されたのは隊員にアスラン・ザラがおり、パトリック・ザラがプロパガンダとしてこの事件を利用しようとしたからだと言われる。

アークエンジェルはクルーゼ隊に発見され、戦闘で撃沈寸前の危機に陥るが、同艦のクルーは彼女を人質としてクルーゼ隊を恫喝し、攻撃を中止させる。

2月7日、アークエンジェルは地球連合軍第8艦隊の先遣隊と合流するが、クルーゼ隊が襲来。アークエンジェルはラクスを乗せたまま戦闘を行う。結果、先遣隊は壊滅するが、アークエンジェルは辛くも逃れる。

2月8日、ラクスを人質とした事に不満を抱いたストライクのパイロット(非公式)キラ・ヤマトが、独断で彼女を連れアークエンジェルを脱し、クルーゼ隊に彼女を引き渡す。クルーゼは引き渡しにきたストライクを攻撃したが、ラクスの説得により中断。ラクスはクルーゼ隊と別れ、プラントへと帰還した。

この事件が彼女の精神面に大きく影響を与えたと言われる。アークエンジェル内部での彼女の扱われ方は、条約にのっとったものだったと言われるが、クルーからはコーディネーター蔑視の発言もあったとされており、これが初めての連合側との接触だったラクスは、彼らに強い印象を抱いた事だろう。

なお、キラはこの件で艦内における軍事法廷に処されたが、当時は軍法上の軍人ではないとの理由で不問に付されている。アークエンジェルの士官達も軍法上の訴追及び緊急避難的措置は法的に正しかったとしながらも、その負い目から処罰は全く考えていなかったようであり、軍法会議は形骸的なものに過ぎなかった。

プラントからの離反~三隻同盟

2月14日、ラクスはプラントで血のバレンタイン追悼式典に出席する。

2月22日、ラクスは自宅でアスランの訪問を受ける。アスランによれば、特別変わった様子は見られなかったという。

4月21日、地球での戦闘で負傷したキラがクライン邸に運ばれてくる。この時点でラクスがどれほどキラの情報を知っていたかは定かではないが、この時すでに後の行動に至るための思想的変化があった事は疑いようがない。ちなみにキラを運ぶよう手配したマルキオ導師なる人物の素性は不明である。

5月5日、ラクスは回復したキラと共にザフト軍工廠に侵入し、フリーダムを奪取。しかしその引き渡す様子を政府に知られ、5月12日に父シーゲルともども国家反逆罪で指名手配され、議会にいたクライン派の議員たちは身柄を拘束あるいは追放され、議会はわずかな中立派を除いてザラ派一色となる。

国家の敵となったラクスだったが、逃亡生活をしつつ、クライン派の協力によって国民に反戦メッセージを送りつつ逃亡生活を続ける。別行動をとっていた父は警察の襲撃を受け、死亡。

なお、この逃亡生活の最中、アスランがラクスと接触したという。アスランがザフトから離反した理由も、この時にラクスから思想的影響を受けたことが主な要因とされる。

7月1日、ラクスはザフトからの離反を決意したアスランをパトリックから救い出しつつ、ザフト軍の新造宇宙戦艦・エターナルでプラントを脱出[3]。ヤキン・ドゥーエ防衛軍に追撃されるが、フリーダムを駆るキラに救われる。なお、このエターナルは初めからラクス一派が使うために作られていたという説もある(カラーリングのため)。

7月5日、そのままアークエンジェル、クサナギと合流(三隻同盟)。

連合・プラントとの戦闘~終戦

三隻同盟結成以降、ラクスはエターナルの艦長を務め、三隻同盟の盟主的立場にあった。ただし艦長については形式的なもので、戦術レベルの話や戦闘指揮についてはバルトフェルドに一任していた。盟主としては、意見を述べる事こそ少なかったが、周囲の人間は常にラクスの意向を最大限に尊重し、実質的な指導者の地位にあったと複数の当事者が述べている。

7月12日、三隻同盟はドミニオン隊、およびエターナルを追ってきたクルーゼ隊と戦闘(メンデルの戦い)。戦闘を無事終えるも、この戦いの最中でNジャマーキャンセラーのデータが地球連合軍の手に渡る。

これ以降、宇宙での戦闘は2ヶ月ほど小康状態となる。この間エターナルは、7月16日にジャンク屋の所有する違法船リ・ホームから補給を受けている。

9月11日、地球連合軍司令部はプラント本国攻撃を最終目標とした「エルビス作戦」を発動。極秘裏に各方面より戦力を結集させ、9月23日に宇宙要塞ボアズ(旧東アジア共和国資源衛星 新星)を攻略しようとする。核攻撃部隊・ピースメーカー隊の核攻撃によってボアズは壊滅。ザフト残存部隊はヤキン・ドゥーエへ撤退した。ラクスらがボアズ陥落の報、および連合の核使用を知ったのは9月26日、再度エターナルの補給にきたジャンク屋らによってであった。

この核攻撃に憤怒したパトリック・ザラは、極秘裏に建造された最終兵器ジェネシスの使用を決断する。

9月26日、地球軍は核攻撃部隊ピースメーカー隊がプラント本国へ核ミサイル攻撃を行うも、ラクス・クラインら三隻同盟とイザーク・ジュール率いるジュール隊に阻止される(プラントの被害はゼロ)。その直後、ミラージュコロイドで隠匿されていたジェネシスの第1射で地球軍はプラント攻略部隊総旗艦「ワシントン」を含む戦力の40%以上を撃破される大打撃を受け、デブリベルトに一時後退を余儀なくされた。また連合軍は、ザフトの追撃で更に多くの艦船とモビルスーツを失った。

ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエルはジェネシスの威力を恐れ再度の総攻撃を指示。残存戦力の再編後地球軍は再度の進行を開始。 翌9月27日のジェネシスの2射目で、補給を兼ねた第2陣諸共プトレマイオス基地が消滅。連合軍は再度ピースメーカー隊にプラントを核攻撃させたが、三隻同盟が発射された核ミサイル、ピースメーカー隊、および母艦「ドゥーリットル」を全て撃墜。地球連合を実質指導していたアズラエルもアークエンジェルのローエングリンによりドミニオンを撃沈され死亡。この時点で地球連合軍の勝利する可能性はほぼゼロとなった。

だが、ザフトの勝利が決まってもパトリック・ザラはジェネシスによる攻撃を中止しようとはせず、地球の大西洋連邦首都ワシントンD.C.へ撃とうとしたが、三隻同盟のMS部隊によってジェネシスは発射とほぼ同時に破壊された(厳密には発射よりわずかに後とされる)。なお、パトリックはこのジェネシス発射に疑問を持ったザフト兵レイ・ユウキによって射殺され、これにより戦意を喪失したザフト兵達はヤキン・ドゥーエを放棄。直後にヤキン・ドゥーエは大爆発を起こし大破。これについては三隻同盟の工作員が行ったとも、錯乱した兵が作動させたとも、一説には死にかけたパトリックが自ら作動させたとも言われる。

この戦闘の最中、レジスタンスによってアイリーン・カナーバら旧クライン派が救出され、戦闘終了後に地球連合に停戦を申し込み、連合側もこれを受諾。終戦に向けて講和会議が開催されることとなった(ナイロビ講和会議)。停戦後、三隻同盟はディアッカ・エルスマンなど少数の例外を除き、フリーダムやアークエンジェルなどの戦力を保持したまま、密かにプラントへと亡命した。

ナイロビ会議はその後数ヶ月に及び、その間に南アメリカ独立戦争が勃発するも、3月10日、ついに地球連合とプラント間に停戦条約(ユニウス条約)が締結された。

戦後、ラクスの国家反逆罪容疑は取り消されたが、彼らはプラントには戻らず、代表になったカガリの黙認のもと、秘密裏にオーブに居住し続ける。三隻同盟のメンバーの大半は彼女と行動を共にした。

オーブでの生活

ユニウス条約締結 [編集]『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』 C.E.72年3月10日、 ラクスらへの容疑は解かれたが、


プラント側が不利な内容のため、プラント臨時評議会は紛糾し条約締結後にアイリーン・カナーバら臨時評議会は総辞職し、ギルバート・デュランダルを議長とする新評議会が発足している。



セカンドステージシリーズMS強奪事件(仮称) [編集]『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』 C.E.73年10月2日、新造艦ミネルバの進水式を目前に控えたプラントの軍事工廠「アーモリーワン」に於いて、3機のセカンドステージシリーズMS(カオス、ガイア、アビス)が地球連合軍第81独立機動軍ファントムペインによって強奪された事件(この際、開発の遅れていたセイバーは強奪を免れた。セイバーは後にアスラン・ザラの搭乗機としてミネルバに配備される)。 この時、オーブ連合首長国代表カガリ・ユラ・アスハ、アスラン・ザラ(アレックス・ディノ)は、ザフトが亡命オーブ人技術者を兵器開発に登用している事に抗議すべく、ミネルバの進水式に出席するギルバート・デュランダル最高評議会議長を極秘に訪問していたため、戦闘に巻き込まれることになる。「アーモリーワン事変」とも呼ばれる[3]。


ブレイク・ザ・ワールド(ユニウスセブン落下テロ事件) [編集]『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』 C.E.73年10月3日、100


フォックスノット・ノベンバー


暗殺未遂事件

停戦後はオーブの島にて暮らしを送っていたが、ザフトは執拗にも彼女にコーディネイターで構成された暗殺部隊を差し向け、更に彼女を騙りプロパガンダのために形成手術までしてプラントのために働くミーア・キャンベルの存在も知り、ギルバート・デュランダルに疑念を抱いてゆく。

オーブ脱出後はキラやアンドリュー・バルトフェルド、マリュー・ラミアスらとともにアークエンジェルを拠点とし、スカンジナビア王国の保護を受けながら潜伏活動を再開し、カガリを彼女の結婚式から連れ去った後説得して協力をとりつけ、ザフトと連合軍の戦闘から起きる戦禍から人々を守るために戦闘に介入、プロパガンダ放送など行い、プラントにも連合にも与しない形での和平実現を目指した。

プラントの情勢やデュランダルの真意を知るため宇宙へ上がった後は、前大戦時にザフト軍から奪取し、秘匿していた高速戦艦エターナルを拠点として、「ファクトリー」「ターミナル」といったクライン派関連組織の協力の元にMSストライクフリーダムなど、オペレーション・フューリーからメサイア攻防戦に至るまで、クライン派の戦力の中核をなすMSの開発を指揮。その中で見聞きする出来事から、デュランダルが新しい世界秩序を構築しようとしているのではないかと考えるに至る。

後にザフト軍のオペレーション・フューリーによって戦場となったオーブにインフィニットジャスティスに搭乗して降下し、オーブを支援。ザフト軍の撤退後、全世界に向けた放送において、ミーアはラクスを演じる偽者で、自分が真のラクス・クラインであること、デュランダルと軍産複合体の盟主ジブリールの考えには賛同出来ない事を表明した後、デュランダルの思惑を阻止することを目指し再び宇宙に上がる。

その後ミーアと邂逅するが間もなく彼女の死に直面し、彼女の遺した日記からその純粋な歌への思いに涙した。

ついにデュランダルはアルザッヘル基地に向けて大量破壊兵器レクイエムを使う、ラクスはデュランダルと戦う事を決意し、エターナルに乗りオーブ、ザフト軍及びクライン派による連合艦隊と共闘、終戦までその指揮を執り仲間たちと戦い抜き生存した。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 〜選ばれた未来〜

オーブの慰霊碑前でキラ・ヤマトとシン・アスカの会話を横で見守る。メサイア陥落後オーブ、プラント両国間を仲介、停戦協議合意後プラント最高評議会の招聘を受けてプラントに戻り、イザーク・ジュールらと共に最高評議会議長としてプラント最高評議会に臨む。(50話の後ゴンドワナへの通信の後、字幕で議長と出ている。)

備考

アスランとの婚約は破棄されたはずだが、パトリック・ザラは公式な公表、手続きはしなかった(口頭のみ)らしく、2人は表向きは婚約者のままである様で、少なくともプラントの国民はそう認識していた。

活躍から「救国の歌姫」という英雄像が実際のラクス本人の姿から一人歩きしてしまっているとされ、ラクスのそのことの認識も描かれた。ほぼ完全に偶像崇拝と化しているために、終盤でステーションワンの防衛艦隊旗艦の艦長はアークエンジェルとエターナルをロゴスと断定した。

同人誌

内容は様々だが、18禁のものでは陵辱されるのが常である。

脚注

  1. 母親は幼少期のラクスに「世界はあなたのもの、あなたは世界のもの」と教えを説いたという。
  2. 70年2月21日にアスランはZAFTに入隊し、メカの自作どころではなくなるのだが、『アスランはラクスの誕生日に自作ロボット(ハロと命名)をプレゼントした事がある(ウィキペディア)』ため、それ以前にラクスに自作メカを誕生日プレゼントとして贈れる年が存在していなければならない。このため少なくとも70年2月5日以前には婚約していた事になるが、ラクスがアスランから贈られた自作メカは十数個もあるため、2月5日よりかなり前から付き合いがあったはずである。
  3. エターナルの艦長アンドリュー・バルトフェルドは、クライン派の部下マーチン・ダコスタによって説得されていた。